CursorでJSONファイルを視覚的に編集・管理する方法 - 非エンジニア向けガイド

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- 2 minutes read - 367 wordsCursorでJSONファイルを視覚的に編集・管理する方法
JSONファイルの編集というと、プログラミング知識が必要と思われがちですが、CursorのAI機能と視覚的ツールを活用すれば、非エンジニアでも簡単にJSONデータを理解・編集できます。
この記事では、Cursorを使ったJSONファイルの視覚的編集方法を実践的に解説します。
JSONファイルとは?
JSONファイルは、データを構造化して保存するためのテキストファイルです。設定ファイルやデータ交換に広く使われています。
{
"name": "山田太郎",
"age": 30,
"skills": ["JavaScript", "Python", "HTML"],
"address": {
"city": "東京",
"zipcode": "100-0001"
}
}
Cursorの準備と設定
1. 拡張機能のインストール
JSONファイルの編集に便利な拡張機能をインストールしましょう:
• JSON Tools
• JSON Formatter
• JSON Tree View
• Rainbow Brackets
2. エディタの設定
Cursorの設定画面(Ctrl+,)で以下を設定:
{
"editor.formatOnSave": true,
"json.validate.enable": true,
"json.schemas": [],
"workbench.colorTheme": "Dark+ (default dark)"
}
JSONファイルの基本的な編集
ファイルの開き方
ファイル探索
- サイドバーのエクスプローラーで
.jsonファイルを選択 - ダブルクリックで開く
- サイドバーのエクスプローラーで
新規ファイル作成
Ctrl+N → ファイル名.json で保存
視覚的な構造理解
Cursorは自動的にJSONを色分け表示します:
{
"user": { // オブジェクトは青色
"name": "田中", // 文字列は緑色
"age": 25, // 数値は橙色
"isActive": true // 真偽値は紫色
}
}
AI機能を活用した編集
1. Cursor Chat(Ctrl+L)での質問
「このJSONファイルに新しいユーザー情報を追加したい」
「emailフィールドを全てのユーザーに追加して」
「不要なフィールドを削除したい」
2. インライン編集支援
Ctrl+I を押して直接編集要求:
「ageフィールドの値を5歳増やして」
「すべての都道府県名を漢字に変更」
3. コード補完
- フィールド名の自動補完
- 値の型チェック
- 構文エラーの自動検出
実践的な編集例
1. 商品カタログの管理
{
"products": [
{
"id": 1,
"name": "ノートパソコン",
"price": 98000,
"category": "electronics",
"inStock": true,
"specifications": {
"cpu": "Intel i7",
"memory": "16GB",
"storage": "512GB SSD"
}
}
]
}
編集手順:
- Ctrl+L でChat起動
- 「新しい商品を追加したい。タブレットの情報を教えて」
- AIが提案したコードをコピー&ペースト
2. 設定ファイルの更新
{
"appSettings": {
"theme": "dark",
"language": "ja",
"notifications": {
"email": true,
"push": false,
"sms": true
}
}
}
一括変更:
Ctrl+H で置換
「"theme": "dark"」→「"theme": "light"」
エラーハンドリングと検証
構文エラーの確認
Cursorは自動的にエラーを検出:
{
"name": "山田",
"age": 30, // ← カンマエラー
} // ← 最後のカンマは不要
バリデーション機能
プロブレム表示(Ctrl+Shift+M)
- 構文エラー一覧
- 修正提案
フォーマット機能(Shift+Alt+F)
- 自動整形
- インデント調整
大きなJSONファイルの管理
1. 折りたたみ機能
{
"users": [...], // ← クリックで展開/折りたたみ
"products": {...}, // ← 矢印アイコンでナビゲート
"settings": {...}
}
2. 検索・絞り込み
Ctrl+F:テキスト検索
Ctrl+Shift+F:ファイル横断検索
F3:次の検索結果に移動
3. アウトライン表示
Ctrl+Shift+O:構造の概要表示
→ フィールド名でジャンプ
AI支援による高度な編集
1. データの変換
「このユーザーデータをCSV形式に変換して」
「価格をドル表記から円表記に変更」
「日付形式をISO 8601に統一」
2. バッチ処理
// Before
[
{"name": "apple", "price": "$3"},
{"name": "banana", "price": "$2"}
]
// AIに依頼:「価格から$マークを削除して数値にして」
// After
[
{"name": "apple", "price": 3},
{"name": "banana", "price": 2}
]
3. スキーマの生成
「このJSONデータのスキーマを生成して」
→ データ構造の定義ファイルを自動生成
トラブルシューティング
よくあるエラー
無効なJSON形式
解決:Shift+Alt+F でフォーマット文字コードの問題
解決:UTF-8で再保存(Ctrl+Shift+P → "Reopen with Encoding")大きなファイルのパフォーマンス
解決:部分的な編集、分割検討
デバッグのコツ
段階的編集
- 小さな変更から開始
- 保存時の自動検証を活用
バックアップの習慣
Ctrl+Z:元に戻す Git管理の活用
効率化テクニック
1. スニペットの活用
よく使うJSONパターンをスニペットとして登録:
{
"user_template": {
"id": "",
"name": "",
"email": "",
"createdAt": ""
}
}
2. マルチカーソル編集
Ctrl+D:同じ単語を複数選択
Alt+Click:任意の位置にカーソル追加
3. キーボードショートカット
Ctrl+]:インデント増加
Ctrl+[:インデント減少
Ctrl+/:コメント追加/削除
Ctrl+Shift+L:すべて選択
実用的な活用シーン
1. ウェブサイト設定
{
"siteConfig": {
"title": "My Blog",
"description": "技術ブログ",
"author": "山田太郎",
"social": {
"twitter": "@yamada",
"github": "yamada-dev"
}
}
}
2. 多言語対応
{
"ja": {
"welcome": "ようこそ",
"login": "ログイン"
},
"en": {
"welcome": "Welcome",
"login": "Login"
}
}
3. API設定
{
"api": {
"baseUrl": "https://api.example.com",
"endpoints": {
"users": "/users",
"products": "/products"
}
}
}
まとめ
Cursorを使ったJSON編集は、AI機能により非エンジニアでもアクセシブルです。
重要なポイント:
- 視覚的な構造理解を活用
- AI Chatで自然言語での編集要求
- 自動検証機能でエラー防止
- 段階的な編集でリスク軽減
これらの機能を活用することで、JSONファイルを安全かつ効率的に管理できるようになります。プログラミング知識がなくても、データの構造化と管理が可能になる強力なツールです。
次回は、CursorでのCSVデータ処理についても詳しく解説する予定です。